鶏の飼い方③…鶏小屋の作り方と、鶏小屋を作るに当たって注意すること

小屋の前で遊ぶ鶏

鶏小屋は、飼育方法や飼育数に合わせて自由に設計が出来るのでDIYがおすすめ。カスタマイズが出来て、自宅に合わせて設計できます。丁寧に鶏小屋を作ることで、鶏さんに安全に暮らしてもらうこと、清潔を保つことなどが出来ます。小屋も鶏を育てながら、少しづつ工夫していくことができました。

雑誌に掲載されました🐓 – Hacks (hacks-diy.com)

鶏小屋の作り方①DIYで鶏小屋を作る時に注意すること

ニワトリを飼おうと思ったとき、鶏さん達の入手と同じく悩んだのが、小屋の設置場所や大きさについてでした。また小屋ってどれくらいの広さが必要なのか、基準などについて何か決まりごとはあるのか等を人に聞いたり動物園に見に行ったりネットで調べたりしたのでまとめてました。

屋外飼育は油断すると危険…飼育開始時の失敗

うちでは鶏を迎え入れる前から、小屋を作って準備をしてありました。でも、来たばかりの頃は、雛の大きさが1ヵ月雛と呼ばれる生後一月ほどの個体で、まだ寒い冬の時期。可哀そうかなと、外の小屋は使用せず、段ボールで作った仮住まいを使って、室内で飼育していました。天気のいい日は、まだ2羽も小さくて軽かったので、その仮の段ボールの鶏小屋ごと外に出して、日向ぼっこをさせたりしていました。1週間ほど経ち、慣れてきた頃、その日向ぼっこ中に事件が・・・ジュースを買いに自動販売機に行った、ほんのわずかな隙をついて、近所の野良猫が烏骨鶏の方(ゆきみちゃん)にかみついてしまったのです。たまたま通りがかったご近所の方が猫を追い払ってくれて、ヒナが丸ごと連れ去らわれることは無かったのですが、首に怪我をさせてしまいました。何とか一命を取り留めて無事に成長していますが、外に出すときは、そこはもう自然。都会でも、住宅街でも鶏を外で飼う時は、本当に注意が必要です。しばらくはヒナが、とても臆病になっていて、本当に反省しました。

鶏を飼うのに必要な小屋の広さ、基準(アニマルウェルフェア)について

飼育する鶏の種類によって多少の違いはありますが、一般的な鶏の飼育であれば、鶏の体長を目安として、高さは体長と同じくらい、幅・奥行は体長と同じくらい~2/3くらい、のスペースが1羽づつに取れれば飼育できるようです。※目安となる鶏の大きさ…鶏の種類(チャボや烏骨鶏等)を徹底的に比較! / Hacks (hacks-diy.com)

最近、話題になるアニマルウェルフェアの基準(国内)では、一般的なニワトリ(体長50cm程)で、1羽当たりの最低面積が幅30cm×奥行30cmとのこと。高さについては、飛べないとは言え、鶏はジャンプできるので、小屋の高さも本来は体長と同じくらい、人の腰の高さくらいはあった方が良いと養鶏場でも言われました。

○広さと装備の最低基準(採卵鶏、抜粋)
・1羽につきケージ面積 750 平方 cm(うち利用可能面積 600 平方 cm)以上
・全体が高さ 20cm 以上
・総面積 2000 平方 cm 以上
 ただし利用可能面積とは,幅 30cm 以上,床の傾き 14%以下,「高さ 45cm 以上」を満たす部分の面積
・巣箱、敷料、止まり木(1羽につき 15cm 以上)の設置
・制約のない給餌容器の設置と長さ(1羽当たり 12cm 以上)
・給水装置の設置と数
・ケージの各層間(90cm 以上)および建物の床と最下層ケージの間(35cm 以上)の距離
・爪研ぎ用具の設置

※広さと装備の最低基準参考資料:農林水産省 EU における動物福祉(アニマルウェルフェア)政策の概要
※日本のアニマルウェルフェア取り組み…アニマルウェルフェアについて:農林水産省 (maff.go.jp)

Hacks家の鶏小屋は、自由に突きまわったり、各々が羽を広げたりしてもぶつかり合わない広さという観点で、一応、面積は2~3羽MAX向けのスペース、奥行約48cm×幅約90cm(約4,300㎠)。高さはメス2羽のみなのでミニマムで約57cmです。※一般的なニワトリのオスを飼育される場合、チャボや烏骨鶏などの小型種以外だと、体長(首を伸ばした時の高さ)が70cm程あるので、鶏小屋を作る際に、高さが+20cm程は必要です。

外敵や雨風から守る。ニワトリ小屋を作る時に注意すること(外装編)

怪我をさせる大失敗をしたのもあり、追加で改修をしながら、ちょっと手間をかけてDIYし、その後は無事に過ごしています。鶏を外で飼うには、野良猫以外にも、結構注意しないといけないんだなぁと、育てながら、色々調べ、工夫したところをまとめてみました。

  1. 思いもよらない外敵から守るための工夫
    鶏小屋の中に全く日差しが入らないように真っ暗に締め切ってしまうのは、鶏の体内時計を狂わせたり、ビタミンの生成が抑制されてカルシウム不足になってしまうのであまり良くないようです。そのため、外気を程よく取り入れる窓を網で作って、それを2重にして保護してあります。1枚の網だけだと食い破るものが居ますし、鶏さんが網の隙間から外を突く時に攻撃されてしまうことがあります。
    またスズメなどの野鳥が止まって餌を啄もうとしたり野鳥と接触する機会があると鳥インフルエンザなどの病気が怖いので、その対策としても2重で隙間(網戸と網戸の間)を設けて、空間をとる方が良いと思っています。(スズメやハトは毎日、鶏のエサのおこぼれをもらいにやってきます。)
    都内でも、蛇を見かけたり、ネズミがいたり、野良猫やカラス、また病気の可能性がある野鳥や虫の侵入など意外と野生動物の危険はあります。不要な接触を防ぐため、網目より大きな隙間は出来る限り塞ぎます。屋根や壁は、2重にし多少かじられても大丈夫な作りにしています。下からの侵入を防ぐために、下駄をはかせて上げ底にして、虫が登りにくくしてあります。郊外などで、土の上に直接、鶏小屋を作られる方は、穴を掘って侵入する動物(イタチやキツネなど)もいるようなので、その場合、深く掘った土の中にレンガブロックを埋めて、その上に小屋を建てるなどの対策が必須です。
  2. 外気温から守るための工夫
    屋根も外壁も2重になっています。鶏は比較的寒さに強く、冬でも外での飼育が出来るようです。(寒すぎると産卵数が落ちたりはするようです)
    一方で、夏場の暑さには弱く、特に直射日光からは避けられるようにしてあげないと、舌を出して、とても苦しそうになってしまいます。大きな小屋であればそれ程問題ないのかもしれませんが、小さな小屋だと夏場の暑さ対策の方はとても大切、陽当たりを考えて設置する必要があります。うちでは屋根を2重にしていることに加えて、直射日光を避けられるように、家庭菜園のプランターを鶏小屋の屋根に並べて置いています。鶏小屋の日よけとして、グリーンカーテンとなる植物(ハーブや野菜等)へ水やりをやることで、小屋の中の気温も調整できます。またそこで育てだ植物の恵みを、鶏たちの餌として活用したり、また産んだ卵と一緒に家族の食卓に並べることもあるので、たまの一食ですが自給自足気分が味わえます。狭い都市や住宅地での飼育においても、スペースを無駄にしない、鶏小屋の屋上緑化はおすすめです。
  3. 清潔を保つための工夫
    ニワトリは糞をする場所が一定ではなく、また食べ物も結構啄みながらこぼしてしまいます。土間打ちの場合はそのままで掃き掃除で良いかもしれませんが、木でDIYし手作りした小屋の場合は、こまめな掃除が必須です。Hacksの手作りした鶏小屋は、底をすのこ状にしてあり、その上にプラスチックボード敷いています。プラスチックボードは半分だけ固定し、掃除の際に取り外しができるようにしています。掃除の際は、糞や汚れごと、小屋を丸洗いできるようにすのこ状だと便利です。普段は、プラスチックボードの上にもみ殻を敷いているため、中から敷材となるもみ殻などが漏れたりはしません。すのこの下に隙間があるように足がついているので、下に溜まったゴミもしっかりと洗い流せます。汚れるのはプラスチックボードだけで直接、すのこに汚れが溜まらないため、傷みやすい木製の床材が長持ちする点も良いかなと思っています。もみ殻などをたっぷり敷けば、鶏が滑ったり、床をつつけなくてイライラすることも無いようです。敷材としては、もみ殻以外にも、藁や木材ペレットなど色々ありますが、細かなもみ殻は、鶏たちの補食にもなり、また汚れた部分だけをつまみ出せるので便利です。鶏糞と混じっても土に還りやすく、肥料として再利用が出来る点からも、もみ殻はおすすめの敷材です。
  4. 鳴き声の対策
    またご自宅の立地によっては、鳴き声の対策が最重要かもしれません。
    うちの小屋は両サイドと裏側、屋根を2重にして音がサイドに漏れにくい構造にしています。
    完全に締め切ってしまうことは難しいので、前を塞いだりはしていませんが、左右をしっかりとした構造にしておくことで反響が少ない様に感じています。音は前方に漏れるので、床の設置の向きにのみ気を付けています。また夜間は殆どなくことはありませんが、早朝などに鳴き声が気になる場合は、日よけとしても使えるので、よしずなどを前に立てかけておくと軽減されます。夏場は、鶏小屋の上のグリーンカーテンとなる野菜や植物の葉を垂らしたりもしています。
    ※鶏の鳴き声…鶏の飼い方④…鶏と烏骨鶏の違い!成長の様子や鳴き声、卵の違いを比較 / Hacks (hacks-diy.com)

鶏の暮らしやすさを守る。ニワトリ小屋に必要な設備(内装編)

  • エサ箱
    鶏小屋にエサ台が無く、そのまま床にエサまいても、つついて食べますが、うちは狭いので鶏小屋を清潔に保つためにもエサ箱を用意しています。箱が無いと餌をまき散らし、フンと一緒にたべてしまったりするので、入れ物を固定した方が良いようです。またエサ箱は、あまり深さがあると首を突っ込めなくなるので、気を付けます。複数買う場合は、強い鶏が抱え込むように食べてしまうので、他の鶏が食べづらくならないようにある程度、平たくて大きさのある方が良いようです。
  • 水受け(水飲み場)
    水は思ったより、沢山飲みます。鶏は食べた量より多いフンをするのは沢山水を飲むからなのかな。また餌以上に水が切れると大きな声で鳴いてせがみます。鳴き声が近所の迷惑にならないためにも、水を切らさないように注意が必要です。特に、水受けは軽いと、蹴とばしたり、つついたりして、気付いた時に、こぼれてしまい飲めなくなっていることが多々あったのでしっかりとした固定が必要です。
  • 止まり木(寝る場所)
    鳥の習性上、寝る時などは木の枝などにつかまって寝る習性があるらしく、鶏も同様で安心するようです。うちの2羽も夜は鶏小屋の中に設置した止まり木の上にとまって寝ています。またちょっとした高さに飛び乗るだけでも運動になります。鶏小屋内で過ごす際にストレス解消になるので設置した方が良いようです。
  • 産卵箱
    こちらは産卵が始まってからの準備でも大丈夫ですが、箱があるとその中に卵を産んでくれるようです。囲った方が安心できるようですが、座れる程度の箱を置くだけでもその中に産んでくれます。また無くても、鶏小屋の隅っこの方に、適当に産んではくれるようです。
  • 砂浴び場
    こちらは残念ながらHacks家の鶏小屋には無い設備です。砂浴び(土浴び)はとても鶏たちが好きです。見ていても癒されるので用意できればいいのですが、うちでは、お散歩によってまかなっています。砂や小石をついばみ、砂嚢(さのう:すなぶくろ、すなぎも)に、小石を貯めることで、すり潰して食べ物を消化するので、お散歩はとても重要です。砂浴びは、体の汚れや虫を落とすのに必要なようです。すな粒は小石など、少し大きめのものも混じったものが良いようです。お散歩でも小石をパクパク食べています。ちなみに動物園などであるペンギンさんのお散歩イベント、この小石拾いを目的にやるようになったところもあるようです。
  • 突っつきやすい床(床材)
    鶏の習性なのですが、1日中、鶏はそこら中、主に鶏小屋の床をツンツン、ツンツンつついています。そうしていないとストレスが溜まってしまうみたいです(アニマルウェルフェアでもルールがあるよう)ツルツルした素材や、金網の上で育てる時は、床材を敷き詰めて、鶏小屋の床をツンツンしやすく工夫してあげた方が元気に機嫌よく育つようです。

2羽以上を一緒に飼育する場合に気を付けること

2羽以上飼育する場合、鶏小屋の広さは最低、鶏の体長×鶏の数×1.5倍くらいが良いのかなと思います。
うちは種類の違う鶏(ロードアイランドレッドと烏骨鶏)を1羽づつ2羽飼育しており、ちょっと鶏小屋の広さには余裕をもって高さが約90cm、幅が120cm、奥行きが80cmほどで飼育しています(3羽程は飼える)。それでも産卵ができるスペースと、止まり木の場所を鶏小屋の中に確保するのには最低限のスペースです。またうちは、雛からずっと一緒に飼っていたのと、メス同士で、たまたま気性が割と落ち着いていた2羽だったため、別々の品種でも上手く飼うことが出来ています。本来は同じ種でも大きい方が食事を独占したり、苛めでつついたりしてしまう個体もいるので、種類が違うものを飼うのには注意が必要みたいです。いじめっ子体質の個体が時々いるらしく、鶏小屋の中のスペースの狭さなどによるストレスが原因だったりするので、その際は鶏小屋を分けてあげないといけないようです。弱い方が逃げ場が無くて、羽毛が抜けたりしてしまいます。また雄は気性が荒い子が多いらしく、2羽以上を一緒に飼育するには相当なスペースが必要なようです。Twitterでも、喧嘩をしてケガをしてる雄どりの痛々しい写真を見かけます。

鶏小屋の作り方②Hacks家の「鶏小屋」※メスだけ2~3羽用

参考までにHacksが2羽の鶏(ロードアイランドレッド種と東京烏骨鶏)を飼育している、鶏小屋の作り方をご紹介します。この小屋の大きさがあれば鶏の種類に限らず、チャボや他の種類のニワトリでも飼育可能かと思っています。(もう少し高さもあった方が良いかもですが)

にわとり小屋の完成イメージ

まずは作る鶏小屋の完成イメージです!幅100cm×奥行65cm×高さ65cmくらいです。この大きさがあれば、普通のニワトリのメスや、烏骨鶏やチャボなどの小型の鶏ならオスもメスも、2~3羽くらい飼育することが可能です。庭先でちょっと飼うことを想定しているので、出来る限りの省スペース。家庭菜園や庭仕事のスペースとして、屋根の上も利用したかったので、高さなども調べた上での最低基準かなと思います。明り取りの窓は、防音や雨風の侵入を最小限しようと前面のみの最低限ですが、左右も設置しようと思えばできると思います。自宅の壁際にピタッと設置し、十分な重さがあるので、過去何度も来た台風でもまったく問題ありませんでした!!ちなみに野良猫が、一時期、ずっと鶏を狙って小屋の前に来ていた時があるのですが、窓の前にちょこんと座って眺めていましたが、手も足も出ないようでした。

鶏小屋作りで使う材料と、鶏小屋の大きさ(寸法)

にわとり小屋づくり使用した材料は、ホームセンターで簡単に入手が可能なものだけで制作しています。外で使用し雨風にさらされることが前提なので、傷みやすい部分(角や床、扉の付け根など)はSPF材を使用しています。SPF材は杉板などに比べて、水による腐食に強い(ウッドデッキなどにも使いますよね)素材だと思うので、地面との設置部分にも使用しています。内側の支えやネジを受け止める柱には安価な杉板、壁や屋根など広い面積をつかう部分には厚めのベニヤ板(合板)を使用しています。金網は、コンクリートなどの下地補強用の材料で”ラス”と言って売られているプロ用の安い金網です。あまり強度はありませんが、鶏程度の力では壊れないですし、加工しやすいので気に入っています(ペンチやニッパーでも切れて加工しやすい)。ひし形金網で探せばネットでも見つかると思います。他、細かな材料や金具は百円ショップです。トンカチで釘で打っていっても作れますが、結構な数打つので、ビス(ネジ)&電動ドリルの方が楽ですよ。大きい板のカットは、電動のこぎりや手動ののこぎりだと大変なので、ホームセンターで切ってもらっています。下記は参考までに、鶏小屋を作る際に使用した材料を出来る限り書き出しました。使った数や寸法などは、鶏小屋作りや鶏小屋の予算を見積もりう際などの、おおよその参考にして頂ければ幸いです。

参考)ホームセンターで買えるSPF材寸法【DIY備忘録】①DIYでよく見かける単位 / Hacks (hacks-diy.com)

鶏小屋の寸法も制作後ですが測ってみました。ざっくりとした素人採寸ですので、ご参考までにお願いします。前面に機能を集中させているので、ドアの設置・寸法だけは注意してください。ドアの部分はあそび(余裕)が無いと締まらないし、隙間が有りすぎても今度は鍵がしまらなくなってしまうのです。そんな細かい加工は出来ないので、切り出した板を並べて、ドアのスペース・窓のスペースを決めて、窓の部分(金網にしている部分)で幅を調整しています。狭い庭、無駄なスペースを作りたくないので壁際に寄せられる様、後ろは突起物なしで、前に少しだけ、ひさしが出るようになっています。ひさしは、雨が流れるように手前から奥に向かって傾斜をつけており、ドアに当たらない確度で計算しています。が、別に地面と並行でも特に問題ないと思います。

使った道具一覧【DIY備忘録】②よく使う道具一覧と使い方(たまのDIY・日曜大工用) – Hacks (hacks-diy.com)

にわとり小屋制作の流れ(材料加工から、鶏小屋の組み立て)

まずは材料をカット!ひたすらカット!

材料のカットですが、綺麗にまっすぐ丸ノコなどで加工が出来る方以外は、屋根や扉(一部)、壁に使うベニヤ板はホームセンターのカットサービスなどで切ってもらった方が楽です。SPF材などの棒材などもそちらの方が楽ですが、厚みがそれ程ないので、私はジグソー(電動のこぎり)や手ノコで、子供達と一緒にDIYしました。

カットしたら必ずヤスリ掛け

ヤスリ掛け(100円ショップの紙やすりで充分)は丁寧に行っています。高さを揃えたり、手触りを良くしたりするためにもきっちりと。また、ささくれがあるとケガにつながったり、木材の劣化など鶏小屋自体の傷みが早くなったりします。軍手をして作業してくださいね!

すのこを組む

組み立ては、下地となる床板をすのこの形に組むところから行いました。床材は、外で使うし、ごしごし洗うだろうしと、水や腐食に強いSPF材を使用しています。

支柱を立てて

すのこの下地に杉板を打ち付けて、土台を作りそこに柱を立てました。後ろ部分はベニヤを貼ってほぼ終了。

屋根の梁(はり)になる部分を固定

四隅と角を先に固めて止めていきます。最初、左右の壁も金網で窓にするか迷っていたのですが、結構、狭い小屋なので、管理をする上で、雨が入り、敷材や餌などが濡れてしまう方が大変なので、無くてよかったと思います。また光は前面から十分に入るので大丈夫でした。

左右の壁板も設置

左右の壁となるベニヤは、内側から外側に向かって左右の端をビスで止めています。内側にネジの先が飛び出していると鶏を傷つけてしまうので、鶏小屋の板と板を合わせた厚みと使うネジの長さは慎重に選んでいます。

屋根を支える梁、雨が流れるように斜め

左右の壁、上下部分は外側から固定です。前面の上端部分に材料一覧で記載した細いSPF材を使い、横に柱を通したら一旦、鶏小屋作りの枠は完成です。鶏小屋の床・後ろの壁・左右の壁は結構単純に柱に厚めのベニヤを貼り付けるだけでも十分かと思います。平たい面を突き破るパワーを持った生き物はあまりいないです。

ちょうつがいを調整しながら設置

ドアのちょうつがいの調整は結構大変?細かな作業です。また傷みやすい部分なので、あえて材料は分けて作っています。微調整が必要なので、前面の材料(金網、柱、ドア板、蝶番を止める板など)は先に並べて試しに閉じたり、開いたりしたり、慎重に調整します。一応、Hacksが作った時は、次の工程で金網を貼るので、その幅を利用して、前面の材料の配置を調整しています。

金網の位置を調整

金網を止めるための板(外側)を立てて仮止め、金網の位置を、ドアを開け閉めしたり、板を並べてみたりして決めます。画像分かりづらいですが、左端に金網を設置しています。

内側から挟み込んでいる様子

金網は裏から上下左右を木材で挟みこんで、固定しています。金網の角など尖った部分が、鶏にふれないように挟み込むことで安全面に配慮した工夫です。こちら写真左手前、金網を止めている左端の板は、止まり木をとめるので、先に止まり木を設置してから、中に内側から止めています。

金網を挟み込むときに2重にするので、止まり木はその前に設置

止まり木は、前の工程で先に木材に片側(金網を止めている右端の柱の奥側の板)に固定しています。その止まり木のついた板を差し込み、手前は、金網を挟み込むように固定し、反対側(止まり木の写真奥側)は、壁の外側からビスで固定しています。止まり木の高さは床から10cm程にしています。それ位の高さでも飛び乗ったり、飛び降りたりちょっとした運動になりますし、寝る時につかまって寝ると鶏たちは安心するので、止まり木は必ず設置してあげた方が良いようです。

屋根は2重にしており、1枚目の屋根を設置

屋根(内側の一枚目)は、隙間を塞ぐように木枠に直接ビスで止め、その上に外側の屋根となる板を受け止める木を設置。屋根受けとなる木の高さを変えることで、屋根に傾斜をつけることが可能です。あんまり予算が無かったもので、端材を重ねています。

2枚目の屋根を設置。断熱ばっちり!

一応、鶏たちが暑さに弱いと言うことで、断熱性を考えて、2重にしています。小さめの小屋なので、というところの工夫です。また一応、傾斜を付けた屋根にしています。雨とか流れるかなぁと思いあえて、斜めにしていますが、ひさしをあまり長くできなくなったり、調整が大変だったりするので、別に水平でも問題ないと思います。上にプランターなどをおいてしまっているので、水切れは正直、あんまり関係なかったです。

ドアの部分もドリルで穴を開けて、端材で金網を挟み込む

窓になるベニヤ板の部分、金網の設置は、穴を開けたドア板に網をおいて、周りを囲っています。鶏小屋のドアの板に穴を開ける方法は、ドリルで最初に複数の穴を開けて、そこからジグソー(電動のこぎり)を差し込んで四角く切っています。切り落とした木材の端材を使って、ドアに金網を固定しています。

扉板と躯体を合体。

窓のついたドア板と蝶番に設置した板とをつなぎ合わせ。端材がなくなってかなり適当ですが今もこのまま。

プラ板で2重に。金網が飛び出さないように

ドアの金網も2重にしています。こちらは鶏小屋の床に敷いているプラスチックの端材を使って止めています。隙間があると鶏がくちばしを出しても、外側から触れません(猫&いたずらっこ対策です)

プラスチックボードを引いて…

内側はすのこの上に、隙間が出来ない様に、2枚のプラスチックボードがかなさるようにカットし設置。ズレるので、後々、奥だけは止めちゃいました。めくれるようにして掃除はしています。

完成!!

完成!!ドアには、100円ショップで買った引っ掛け錠を使用しています。ネジ式で固定できた方が安心です。最初は端材で作り始めたので寸法の調整や、材料が足りなくなって買い出しなど、トータルで約3日くらいかかりました。 最初からちゃんと寸法を確認して置けば、1日でも作れると思います!仕上げに内側にコーキングをしたり、蜜蝋ワックスをしたり、屋根には耐水ニスを塗ったりしたりもしました。外側をペンキで仕上げても可愛いと思います!

上記を作った後に追加したもの

使いながら、フックを追加したり、網を追加して防御力をあげたり、傷んできた部分をペンキで塗りなおしたり・・・自由にDIYしながら、段々と使い勝手のいいものにしています。こんな感じの鶏小屋を作って、一番最初に壊れたかな?と思ったのは、やはり鶏小屋の扉の部分に設置した蝶番の部分でした。そこは100円ショップでは無く、ホームセンターなどで購入したある程度丈夫で良いもの、錆び(さび)にくいものなどを使っても良いかなと思います!

おまけの鶏小屋DIY:旅行や掃除用!約2,000円10分で作れる鶏小屋

普段は使っていないのですが、お掃除する時とか、たまに旅行に行く時にちょっとだけ家族に預ける時とかに使っている鶏小屋?ケージ?です。100円ショップで買った網とジョイント部品を使って、折り畳み式のケージとして使っています。ほんとうに10分くらいで簡単に作ったり、折りたたんだりして作れる鶏小屋なので、室内飼育とかならこれの拡大版でも十分なのかなと思います。鶏は逃げ出しません。これ、本当にすごく便利で、折りたたむ(ジョイントを外す)とペッチャンコになるので、小屋の裏側と壁の隙間に置いておけば邪魔になりません。室内で利用する時は、この簡易式の鶏小屋(ケージ)の下に、段ボールをゴミ袋で包んだ防水マットを作成し、その上に新聞紙、ペット用おしっこシート等を敷いて利用しています。止まり木も網の間から差し込んで固定することで設置できるので、1日~2日の仮住まいとして十分に活躍してくれています。

作るのが手間で、それなりのものが必要な人には、うさぎ用のゲージ(うさぎ小屋)を転用して利用するのがおススメです。普通の鳥用のカゴだと少し小さいので高さが60㎝くらいあるものにしてあげるとニワトリさんも安心です。チャボや烏骨鶏を一羽だけ飼育するくらいならコチラのケージで飼育もできます。たまに出してお散歩はさせてあげてくださいねw

おまけの鶏小屋DIY:作り方・材料(※2022年8月26日追記)

ホームページをご覧になった方からお問い合わせを頂いたので追記です。
簡単鶏小屋ですが、材料としてホームセンターや百円ショップで売っている「メッシュパネル」というものと「ジョイント金具」というものを組み合わせて、箱状にしただけです。どちらもそれ程高いものではないですが、ホームセンターのものは金具もパネルもしっかりしているので少し高め。外でずっと使うとかで無ければ、100円ショップのもので十分かと思います。またジョイント金具も結構使うので、更にコストダウンされたい方には、「結束バンド」で十分です。扉として開閉部を設けたいところだけ、ジョイント金具にすればホントに2,000円くらいで作れちゃいます。どうしても作るのが難しければ、下記ネットで販売のあるウサギ小屋などが便利ですよ。ぜひ試してみてくださいね!

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