2023年2月まだ手先が凍える様な2月頃に、コケぬしさんにコラムをお願いし始めて半年が経ちました。
たまたまですが鶏卵(に限らずですが)の価格高騰が沢山のニュースに取り上げられるようになったタイミング。
参考)鶏の飼い方⑩…鶏の飼育はブームか?2023年エッグフレーション(卵が高い理由) | Hacks (hacks-diy.com)
お問合せやサイトへのアクセスが増え始めているかな?、と思っていた頃に、ご本人がお住まいの地域の情報番組から問合せを頂いて、面白いご経験が出来たようです🐔大河ドラマで”どうする家康”が始まったり、愛知が今年はなんか熱いかも🔥
さて、コラム第3羽では、お一人暮らしの室内で、ひよこを飼い始めた時に気を付けられたことを記載いただきました。今回の第4羽では、ちょこちょことお問合せを頂いたり、情報番組の取材などでもよく聞かれた「1人暮らしが鶏を飼って良かったことと大変なこと」について教えてくださいました。大変と言ってもこれくらいなので、さっそく鶏を飼い始めましょう(笑)(Hacks)
コルクとコケぬしローカル番組デビュー!⭐
コラムを読んで下さっている方の中には視聴して下さった方もきっといると思います。6月30日(金)にNHKのローカル番組、「東海ドまんなか!」にコルクとコケぬし、なんと生放送で出演させて頂きました!
おしらせ:コルクさんとコケぬしさん が NHK情報番組で取り上げられました | Hacks (hacks-diy.com)
鶏飼育についての情報収集や、成長記録のために始めたTwitterから、コラムを連載する機会を頂いたり、コルクの可愛さを共有する仲間ができたり、ついにはテレビから取材を受けるというところにまで繋がり、私自身も未だにびっくりしています。
Twitterやコラムを読んで応援して下さっている皆様、いつも本当にありがとうございます。
コルクの可愛さや鶏飼育をしてるからこそ知ることが出来た感情や知識をこれからも私なりに伝えていこうと思っていますので、これからも私と一緒にコルクの鶏生を見守ってくれると嬉しいです!
コラム“一人暮らしが鶏を飼って良かったことと、大変なこと”
第3羽は、ヒヨコの時に気を付けた方が良いな、とコケぬしが思ったことをまとめてみましたが、第4羽では、もう少し大きくなった今、一人暮らしをしながら、コルクと過ごしていて良かったこと、大変なことをまとめてみました。
一人暮らし「にわとりを飼って良かったこと」 トップ5
1.想像以上!鶏との人は、絆や愛情を感じられるから「癒される」
最近Twitterでバズった仰向けで寝る鶏ツイートの影響で知っている方も増えたかと思いますが、鶏って人間に懐くんです!(両方懐くけど、雌鶏より雄鶏の方が若干懐きやすいという説あり)
鶏の性格によって懐き方はそれぞれですが、うちのコルクだと私に体を寄せにきて無防備にくつろぎ始めたり、「コル~!」と名前を呼んだら反応し駆けつけてくれたりします。
鶏を室内で飼っている仲間によると、抱っこをせがんで来たり飼い主の膝を定位置としたりする子もいるそうです。可愛すぎますよね。しかも、鶏って普通の鳥に比べるとかなり大きいので、存在感も相まって愛おしさも倍増なんです。コケぬしも仕事や交友関係で躓くことがあってひとりでちょっと寂しい夜は、コルクと時間を共にすることでかなり支えられてきたなという自覚があります。
2.自分の育てた可愛い鶏の産みたて卵がほぼ毎日食べられる幸せ
普通に生活してたら、産みたての卵を食べるという機会はないですよね。でも、鶏を飼っていたらそれが日常になります。卵を産む時の様子や、その後餌をガツガツ食べて栄養補給する姿を見ていると「体力使って卵を産んでくれてありがとう」「頑張ってるな、私も頑張らなきゃ!」と勇気を貰えるんです!自分の育てた可愛い鶏が産んでくれた卵は、新鮮なだけではなくて、卵のありがたみを強く感じながら頂くので、格別美味しいです。卵焼きにしてお弁当に入れ仕事に持って行くと、それを食べるだけで気合いがかなり入ります!スーパーで卵の価格が高騰しているようですが、コルクが卵を産むようになってからはスーパーで卵を買っていないコケぬし。鶏を飼うための費用の方が遥かに掛かるため、節約には全然なっていませんが、そもそもが卵を目的にして飼い始めたわけではないのであまりそこは気にしていないです!(笑)
3.頂き物(コルクのタマゴ)の有難みをシェア出来る、人に喜んでもらえる
これは2つ目の話に繋がる部分があるのですが、スーパーで卵の価格が高騰している今、卵のおすそ分けは喜んでくれることが多いです。(主婦や一人暮らしの人には特に)新鮮な卵をプレゼントする機会同様、プレゼントされる機会も普通はないです(笑)ハイテンションで受け取ってくれるのでこちらも嬉しい気分になります!ただ、プレゼントする際の温度管理や、運ぶ途中で大切な卵が割れないための工夫はちょっと大変ですけどね…(笑)
また卵はとても使える料理が多いので、料理にしてから一緒に食べることが出来るのも、楽しいなと思います!
4.残った野菜を食べてくれたり、一緒に食べることを楽しめる
鶏は家畜のため、野菜くずを餌として美味しそうに食べてくれます。もちろんそれだけで育てることは出来ませんが、何となく野菜くずを食べてくれるのは生ゴミも減るし、無駄がない感じがして気持ちがいいです!うちの鶏、コルクがよく食べる野菜くずは小松菜の茎,トマトのヘタ,人参の皮,ピーマンやパプリカの種、スイカの種、きゅうりの端っこ、などなどです。しかし、正直なところ、野菜くずだけではなく野菜そのものの方もあげています(笑)小松菜に関しては、コルクが葉っぱで私が茎を食べています(笑)これは鶏飼いあるあるでして、皆様、自分の鶏が可愛いからつい、あげたくなってしまうようです♪
5.生き物としての温もりや違う生き物と共に生きることの楽しみがある
夏は羽ばたきで天然扇風機。冬はお腹の上で天然の湯たんぽ。(写真は、おなかに乗るコルク)
これは結構、こじつけでニッチな良かったところになるのですが、愛する鶏の起こす風で涼めることや、愛する鶏の体温で暖をとれることが、何だかすごく「幸せだー♡」ってなるんですよね(笑)エアコン、暖房要らずとか、そういう訳では無いのですが、そういうちょっと「得したな~嬉しいな~」と思える瞬間にものすごく幸せを感じるしニコニコ笑顔になれるんです!鶏を飼って良かったこと、というか、ペットあるあるなのかもしれない(笑)
一人暮らし「にわとりを飼って大変だったこと」 トップ5
1.ニワトリは自由にフンをする!小屋掃除は小まめにしないと大変です
鶏を含んだ鳥類は基本トイレの場所を覚えず、鶏は体が大きいためその分、普通の鳥よりもフンが大きいです。
そのため、コケぬしが仕事から帰ってくると小屋は…お察しの通りです(笑)
小屋の下に敷いていたペットシーツを取り替え、水入れ、餌入れを洗い、補充し、綺麗なものを設置します。その程度ですが、仕事終わりの帰宅後すぐそれをやるのが結構大変なんですよね。鶏を飼う前は仕事から帰ってきてすぐ荷物を置いて着替えて、即ベッドに寝転がっていたコケぬし。今ではどんなに疲れてても荷物を置いたあとすぐコルクの小屋掃除をしています。さらに、コルクも汚れていることがあるので、濡れタオルで足を拭いたり風呂場で体を洗ったりする手間もあります。
2.室内だと気付きます…1日に数回出す盲腸便というフンは、とても臭いぃぃぃい
鶏は、ほかの鳥さんと違って普通のフンと、盲腸便というフンの2種類があります。
※盲腸便について、詳しく知りたい方に、コケぬしのおすすめはこちら
→鳥さんじゃぱん (torisan-japan.com):超悪臭!鶏の盲腸便は何のため?仕組みや意味について調べてみた
鳥類だと、鶏以外にもアヒル、うずら、フクロウが盲腸便を出すそうです。
この盲腸便というフンが、ものすごく強烈な匂いでして、室内でそのフンをした瞬間にすぐそのフンが出たことが一瞬で分かるくらい強い匂いなんです!もしもそのフンが服やカーペットに付いてしまったら廃棄を覚悟するレベルですし、手に付いてしまった時もかなりテンションが下がります(笑)
小まめに小屋掃除をするというが大変…という話にも繋がりますが、盲腸便の匂い問題もあってそのフンを出したらすぐにペットシーツ、またはオムツを変えるため、家にいるとなにかほか事をしながらゆるゆると常に掃除をしているような状況になる時があります(笑)と言っても、数時間フンを出さないことも全然あるため、何も出来ないということはないですよ。
また、うちのコルクのように鶏用のオムツを着用していれば、服や家具にフンが付いてしまうという心配はほとんどありません。ちなみにうちでは鶏用オムツを愛用しています!
※鶏のオムツと調べても、あまり検索に掛かって来ないのですが、アヒルのオムツで結構出てきます
ネットで買えるニワトリ用オムツの一覧
※コルクが使っているオムツは、こちら
3.可愛すぎて餌にこだわり始め家計を圧迫(笑)
コルクの主食餌は愛玩鶏用の餌と言われている「バーディースペシャル」というものを選んであげています。その袋の裏面には「愛玩鶏の健康を考慮したフードです。成鳥が卵を産むために必要な栄養素を十分に含んでいるので、青菜や貝類を与える必要がありません。」と書いてあります。おそらくそれは本当で、これだけあげていれば餌代はだいぶ削減できそう。
でも…「コルクが美味そうに果汁を弾かせながらいちごを頬張る姿を見たい!小松菜をくちばしと首の動きで毟り取り恍惚とした表情を浮かべながらむさぼる姿が見たい!」と思ってしまうのが親鶏の性。その結果、季節の果実や野菜、ミルワームやコオロギをコルクの為に買うようになり、一人暮らし社会人の家計を圧迫しているという状況です(笑)
4.健康のために、日光浴をさせなければならない
鶏は適度に日光浴をしないと、ほぼ毎日産む卵を正常に産むことが出来ないそうです。いくら餌でカルシウムを摂っていても、日光浴をしないと卵の殻の部分を体内で上手く作ることが出来ず、軟卵(殻のない卵や殻の薄い卵)を産んでしまいます。そのためわが家では、週1回の散歩の機会+コルク用の庭に改造したベランダで日光浴が出来る環境を作りました。
コルクは散歩は好きですがベランダはあまり好きでは無いようで、すぐに部屋に戻ってきてくつろごうとするので、私も一緒にベランダに出てちょっとでも長く日光浴をしてもらおうと必死になっています(笑)
5.放し飼いで自由にしてあげたいから…部屋の掃除も結構大変
私が家にいる時は基本、コルクを部屋に放鳥しています。
コルクは自由にくつろいだり、部屋を探索したりするのですが…抜けた羽根やフケ、まあまあ出ます(笑)時期にもよるのですが、羽根集めとフケの掃除機掛けは日常的にやっていることの一つです。また、コルクに切ってない状態のきゅうりやトウモロコシを手からあげる時には、その周辺が飛び散った野菜の欠片で汚れます。そこでその状態の野菜をあげなければいい話だけど、そのあげ方が好きなので結局そうやってしまうコケぬしです(笑)
1人暮らしの鶏飼育 まとめ
私が大変だと感じたことの多くは、コルクと一緒に室内で暮らしているからのものが多いです。こちらを読んでいただいて、それくらいなら苦にならないな!と思えた人は、鶏を室内で飼うことに向いているかもしれません。あくまで良かったことも大変なことも、私の置かれた環境で私が感じたことになるので、ほかの意見がある鶏飼いさんの話もまた聞いてみたいなと思いましたが、ぜひご参考になれば幸いです♡(第5羽に、つつく)
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